普段何気なく使っている照明器具。
良く考えるとずいぶん長い間同じ照明や電球を使っているという方も多いのではないでしょうか?
実はその古い照明、一般家庭で使われている多くの家電製品の中でもTOP3に入るほど電気代がかかっているんです。
電球が切れてしまったから電球を買いに行こうと思っている方、引っ越しのタイミングで今まで使っていた古い照明器具をそのまま持っていこうと考えている方は、電球や照明器具をLEDに変える事で多くのメリットが得られます。
また、普段あまり取替える事のないものなので、何を選べばいいのか、どうやって変えたらいいのか分からない方も多いと思います。
ここでは照明器具をLEDに変えた時のメリットや取替え方、選び方などをご紹介しています。
- 1 そもそもLEDって何?
- 2 今までの電球をLEDに変えた時のメリット
- 3 LED電球は簡単に取替え可能
- 4 LED照明器具の取替え方法
- 5 LED照明器具の選び方
- 5.1 部屋の広さから選ぶ
- 5.2 照明器具の種類を選ぶ
- 5.2.1 シーリングライト
- 5.2.2 和風照明
- 5.2.3 高級感のある照明
- 5.2.4 変わった形の照明
- 5.2.5 和風照明
- 5.2.6 高級感のある照明
- 5.2.7 レトロな照明
- 5.2.8 変わった形の照明
- 5.2.9 和風照明
- 5.2.10 高級感のある照明
- 5.2.11 可愛らしい照明
- 5.2.12 レトロな照明
- 5.2.13 変わった形の照明
- 5.2.14 和風照明
- 5.2.15 高級感のある照明
- 5.2.16 落ち着いた雰囲気の照明
- 5.2.17 可愛らしい照明
- 5.2.18 レトロな照明
- 5.2.19 変わった形の照明
- 5.2.20 和風照明
- 5.2.21 高級感のある照明
- 5.2.22 落ち着いた雰囲気の照明
- 5.2.23 可愛らしい照明
- 5.2.24 レトロな照明
- 5.2.25 変わった形の照明
- 5.2.26 和風照明
- 5.2.27 高級感のある照明
- 5.2.28 シーリングファン
- 5.2.29 スタンドライト
- 5.3 デザインから選ぶ
- 5.4 デザインから選ぶ
- 5.5 デザインから選ぶ
そもそもLEDって何?
LEDは「light emitting diode」の略語で、日本語で「発光ダイオード」。
発光ダイオードと言うと何となく聞いたことあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
LEDは電圧を加えることで発光する半導体の素子で、1990年代日本人による青色LEDの発明により家庭用照明器具の実用が可能になりました。
今までの電球・白熱灯よりもはるかに小さな消費電力で発光が可能となり、二酸化炭素排出量も少なくなるまさに画期的発明なのです。
今までの電球をLEDに変えた時のメリット
家庭用で販売されているLEDには、主にLED電球とLED照明器具(シーリング)があります。
いずれも従来の白熱球や蛍光灯の照明器具に比べてメリットとなる要素が多く存在します。
今ではLEDの価格は意外と安い
LEDは購入する金額が高いといったイメージもあるかもしれませんが、実はLEDの価格は今では(2019年現在)かなり安くなっていて、発売当初よりもはるかに安価で購入が可能となっています。
40W・60W相当の需要の多いLED電球であれば、大手メーカーが製造しているLED電球が一個あたり1000円以下で購入できる場合もあります。
下記の商品はアマゾンで実際に販売されている商品の一例です。
LED照明器具も従来の蛍光灯型の照明器具とほぼ変わらない位の価格で購入できるほど本体価格は安くなってきています。
いかがでしょう?思ったよりもLED電球やLED照明器具は安く買うことができる事がお分かりいただけたでしょうか。
消費電力・電気代が全然違う
家庭用の照明で使われる光源は主に白熱球・蛍光灯・LEDがあります。
それぞれ長所と短所があり、下記の図のようにLEDは購入時の価格は若干高いものの消費電力、寿命に優れており、得られるメリットのほうが勝ります。
そのなかでも電気代に直結する消費電力は圧倒的にLEDが低く、
LEDは白熱球のおよそ10分の1、蛍光灯の5分の1程度の消費電力
となるので、毎日使う照明器具をLEDに変えると、月々の電気代が今までよりはるかに安くなります。
下記では1kwhあたり27円の電気代として、白熱球・蛍光灯・LEDそれぞれの電気代を比較しています。
白熱電球とLED電球の電気代の差
従来の白熱球電球一個の消費電力は54Wほど。
これを1日8時間使用した場合、年間4,257円。
同じ明るさに相当するLED電球は消費電力が7.3Wほど。
これを1日8時間使用した場合、年間559円。
その差なんと年間3,698円!しかもこれは電球一個の場合です。
玄関や廊下、お風呂やトイレなどを考慮すると例え一人暮らしの住宅だとしても、最低4つは電球があると考えられるので、その場合
3,698円×4=14,792円
白熱球の電球4個をLED電球に変えるだけで、年間約15,000円もの節約となります。
蛍光灯型シーリングライトとLEDシーリングライトの電気代の差
6畳のお部屋で使われる従来の蛍光灯型シーリングライトの消費電力は約120Wほど。
これを1日8時間使用した場合、年間9,460円
6畳用のLEDシーリングライトの消費電力は約25Wほど。
これを1日8時間使用した場合、年間1,971円
その差は年間7,489円!もし4部屋分の照明器具を蛍光灯からLEDに交換すると、
7,489円×4=29,956円
シーリングライトを4部屋分蛍光灯型からLEDに変えるだけで年間約30,000円もの節約につながるのです。
その他の家電の電気代の詳細は下の記事で確認できます。
1時間あたりの電気代は?効率の良い節電方法を家電量販店員が徹底解説。
寿命が長く交換の手間が少ない
白熱電球の寿命は長くても2,000時間。
LED電球の寿命は50,000時間とも言われます。
一日8時間使用した場合、白熱電球は250日。
LED電球だと6,250日。
理論上LED自体は約17年もの寿命があるという事になります。
まさに桁違いの寿命の長さなので電球交換の手間がほとんどなくなります。
(※あくまでLED部分のみの理論上の寿命であり、実際の使用年数とは異なります。)
シーリング型のLED照明器具は電球交換すらいらない
今まで電球や蛍光灯を年末にまとめて買い換えに行くというのが恒例になっているかたもいらっしゃるのではないでしょうか?
しかしシーリング型のLED照明であれば、器具自体に発光ダイオードが組み込まれている為、今までのように蛍光灯や電球を交換する必要がありません。
高い場所で電球を交換する手間がなくなる上に、交換する費用も必要なくなります。
虫が寄りつきにくい
夏の夜などに天井の電球や照明器具の周りにハエなどの虫がぶんぶん飛び回って気になってしょうがない!という経験はありませんか?
これは、虫には蛍光灯から出る紫外線に寄ってくる性質があるからなんです。
しかしLED自体からはその紫外線がほとんど出ないため、照明に虫が寄りつきにくくなります。
近くに畑や田んぼがあったり、山の麓などでは夏場の夜になると、窓を開けて網戸にもできないくらい虫が飛んできてしまいますよね。
照明をLEDに変えると、そんな今まで紫外線に向かって飛んできた虫はほとんど寄りつく事がないので夏場でも快適に過ごすことができるようになります。
LED電球は簡単に取替え可能
LED電球であれば、そのまま電球部分を取り外して、LED電球を取付けるだけなので非常に簡単に取替えられます。
ただしLED電球にも種類が様々あります。
今まで使っていた電球の種類や、口金の大きさ、明るさ、色などが同じ物を選ばないといけないので、不安な方はLED電球を買いに行く時に今まで使っていた電球をそのまま持って行って、お店の人に尋ねると良いでしょう。
電球の種類と見分け方
電球のタイプや形状を確認する
上記のようにLED電球には様々な種類があります。
一番多く使われるのは一般電球タイプですが、最近の住宅では横向きに取り付けられるダウンライトやスポットライトなども増えているので、取り付ける場所によって形状が異なります。
また、根元の口金(くちがね)の大きさも把握しておく必要があります。
口金(くちがね)の大きさは?
電球の差し込み部分の事を口金(くちがね)と言います。
上の図以外にも口金の種類は存在しますが、E26口金・E17口金の2種類が一般家庭では最も多く使用されています。
ちなみに口金のサイズ表記に使われる先頭の「E」の文字は「エジソン」の頭文字で、一般的なくるくる回して使われる電球であることを意味するものです。
電球の明るさは?
LEDの電球の明るさはlm(ルーメン)という単位で表記されます。例えば、元々ついていた電球がE26口金だった場合、810lm以上のLED電球を選ぶと同等の明るさになります。
現在販売されているほとんどのLED電球は、パッケージに40W相当、60W相当などの表記がある為、お持ちの電球のワット数がわかっていれば迷わずにすみます。
しかし中には電球に記載されていた文字が薄くなって見えなくなって、 使っていた電球が何Wか分からないといった場合もあります。
その場合は電球を取り付けていた器具の内側などに「○○Wまで対応」等の記載があることが多いので器具側を確認してみましょう。
電球の色は?
白熱電球の場合、黄色っぽい光の電球色しかありませんが、蛍光灯型電球の場合は電球色の他に昼光色・昼白色があります。いわゆる白っぽい光がこれに当てはまります。
LED電球でも色合いは選べるので、今までと同じ色の電球にされるのもいいでしょうし、色合いを変えていままでと違う雰囲気を楽しむのもいいかもしれません。
LED照明器具の取替え方法
リビングや寝室、子供部屋の天井によく使われている引掛シーリングを使ったタイプの照明器具の取替えの方法をご紹介します。
直付け、直結式の照明器具の入れ替えの場合は電気工事士による作業が必要となるので、電気屋や家電量販店に依頼しましょう。
また、天井の高い位置についている照明器具を扱う場合、脚立などしっかりとした足場を必ず用意してください。
簡易的な椅子などでの作業は危険ですので、不安な場合は近くの電気店や家電量販店などに依頼するようにしましょう。
天井に引掛シーリングがある場合
天井に上の図のような引掛シーリングがあるのであれば、照明器具の取替えは意外と簡単。
シーリング型の照明器具は、まずカバーを外して中央にあるアダプタと本体が繋がっている電源を外します。
中央の丸いアダプタには、つまみがあるので矢印の方向に押さえながら照明本体を取り外した後、残ったアダプタを回して外します。
あとは同じ要領で新しい照明器具を取り付ければ取替え完了です。
コードがついていて笠のあるペンダント型の照明器具であればもっと簡単で、天井側のコードの先の引掛シーリングキャップのつまみを押しながら回して取り付けるだけでオッケーです。
引掛シーリングがない(直付け、天井直結式)の場合
古い住宅などでは多いのですが、天井に上記の引掛シーリングがついてない場合もあります。
天井裏から2本の電線が出ていて、それが直接照明器具に繋がっている状態で、直付け照明、または直結式照明といいます。
この場合、新しくつける照明器具の種類にもよりますが、引掛シーリングの設置が必要となります。
外す際も、古い照明器具が天井裏の配線に直接繋がっている為、無理に外そうとすると断線してしまう可能性も考えられます。
引掛シーリングの設置は電気工事士の資格が必要となる為、電気屋さんや家電量販店に依頼をします。
LED照明器具の選び方
数年前に比べ、現在ではLEDの照明器具が主流となり、数多くの種類のLEDの照明器具が販売されています。
選択肢が多くなると、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
という事で、照明器具の正しい選び方と、確認すべきポイントをご紹介しています。
部屋の広さから選ぶ
部屋の広さが広くなるに応じてLED照明の明るさもより明るいものを選ばなければなりません。
LEDの明るさはlm(ルーメン)という単位で表記されています。
取付ける部屋の広さを確認し、相当の明るさ・lm(ルーメン)のLED照明を選ぶようにしましょう。
※天井の高さが通常よりも高い場合は、その分部屋の畳数よりも明るい照明が必要となります。
6畳用LEDシーリングライト
主に寝室や客間、子供部屋などにおすすめ。
14畳用シリーングライト
リビングなどの広い空間では14畳以上の大きめの照明器具がおすすめです。
照明器具の種類を選ぶ
LED照明器具には様々な形があり、その用途やお部屋にあったイメージによって好みの照明器具を選ぶことができます。
シーリングライト
和風照明
高級感のある照明
変わった形の照明
和風照明
高級感のある照明
レトロな照明
変わった形の照明
和風照明
高級感のある照明
可愛らしい照明
レトロな照明
変わった形の照明
和風照明
高級感のある照明
落ち着いた雰囲気の照明
可愛らしい照明
レトロな照明
変わった形の照明
和風照明
高級感のある照明
落ち着いた雰囲気の照明
可愛らしい照明
レトロな照明
変わった形の照明
和風照明
高級感のある照明
シーリングファン
吹き抜けのお部屋や天井が高めの住宅などにはシーリングファンが最も適しています。ファンの回転によって空気を循環させてくれるので、冷房や暖房の効きめもよくなります。
こちらもシャンデリアと同じく、もともとついている電球をLEDに変える事ができます。
スタンドライト
メインの照明器具とは別にスタンドライトを置くことで、部屋の雰囲気だけでなく、利便性も大きく向上します。
リビングのソファーやベッドの脇に置いていけば、読書や作業をする際や子供に絵本を読んであげたり寝かしつけの時にも役立ちます。
デザインから選ぶ
LED照明器具はデザインも様々。洋風なものから和風のもの、落ち着いた雰囲気のものや一風変わったデザインのもの。
選択肢がたくさんあって見ているだけでも楽しくなってしまいます。
下記ではそれぞれの雰囲気に合った照明器具を一部紹介しています。
(画像をクリックするとその他の類似品もご覧いただけます。)
あなたが取り付けたいお部屋の雰囲気にぴったりな照明器具をみつけてくださいね。
おしゃれな照明
落ち着いた雰囲気の照明
可愛らしい照明
レトロな照明
変わった形の照明
和風照明
高級感のある照明
シャンデリア
空間に高級感を演出してくれるシャンデリア。主にリビングやエントランスなどに用いられます。高級インテリアで、値段も高額で手が出せないくらいというイメージの方も多いと思いますが、実は意外とお手頃な価格で購入できるんです。
また、シャンデリアの場合いくつかの電球をシャンデリア本体につけて使用する物が多く、LED電球に対応した器具であれば電球をLEDに変える事も可能です。
シャンデリアで使えるLED電球
シーリングファン
吹き抜けのお部屋や天井が高めの住宅などにはシーリングファンが最も適しています。ファンの回転によって空気を循環させてくれるので、冷房や暖房の効きめもよくなります。
こちらもシャンデリアと同じく、もともとついている電球をLEDに変える事ができます。
スタンドライト
メインの照明器具とは別にスタンドライトを置くことで、部屋の雰囲気だけでなく、利便性も大きく向上します。
リビングのソファーやベッドの脇に置いていけば、読書や作業をする際や子供に絵本を読んであげたり寝かしつけの時にも役立ちます。
デザインから選ぶ
LED照明器具はデザインも様々。洋風なものから和風のもの、落ち着いた雰囲気のものや一風変わったデザインのもの。
選択肢がたくさんあって見ているだけでも楽しくなってしまいます。
下記ではそれぞれの雰囲気に合った照明器具を一部紹介しています。
(画像をクリックするとその他の類似品もご覧いただけます。)
あなたが取り付けたいお部屋の雰囲気にぴったりな照明器具をみつけてくださいね。
おしゃれな照明
落ち着いた雰囲気の照明
可愛らしい照明
レトロな照明
変わった形の照明
和風照明
高級感のある照明
ペンダントライト
天井からぶらさがった形の照明器具がペンダントライト。天井より少し低い位置にあるので照射範囲は狭くなりますが、コード部分の長さを変えられるものも多く、場所にあった取り付け方ができ、汎用性に優れています。
明るいだけではなく、影も上手に演出でき、おしゃれな空間になるのが特徴。食卓やキッチンなどでは食材を引き立たせてくれます。
シャンデリア
空間に高級感を演出してくれるシャンデリア。主にリビングやエントランスなどに用いられます。高級インテリアで、値段も高額で手が出せないくらいというイメージの方も多いと思いますが、実は意外とお手頃な価格で購入できるんです。
また、シャンデリアの場合いくつかの電球をシャンデリア本体につけて使用する物が多く、LED電球に対応した器具であれば電球をLEDに変える事も可能です。
シャンデリアで使えるLED電球
シーリングファン
吹き抜けのお部屋や天井が高めの住宅などにはシーリングファンが最も適しています。ファンの回転によって空気を循環させてくれるので、冷房や暖房の効きめもよくなります。
こちらもシャンデリアと同じく、もともとついている電球をLEDに変える事ができます。
スタンドライト
メインの照明器具とは別にスタンドライトを置くことで、部屋の雰囲気だけでなく、利便性も大きく向上します。
リビングのソファーやベッドの脇に置いていけば、読書や作業をする際や子供に絵本を読んであげたり寝かしつけの時にも役立ちます。
デザインから選ぶ
LED照明器具はデザインも様々。洋風なものから和風のもの、落ち着いた雰囲気のものや一風変わったデザインのもの。
選択肢がたくさんあって見ているだけでも楽しくなってしまいます。
下記ではそれぞれの雰囲気に合った照明器具を一部紹介しています。
(画像をクリックするとその他の類似品もご覧いただけます。)
あなたが取り付けたいお部屋の雰囲気にぴったりな照明器具をみつけてくださいね。
おしゃれな照明
落ち着いた雰囲気の照明
可愛らしい照明
レトロな照明
変わった形の照明
和風照明